「〜芳ばしい香りとして、定められた時に確実にわたしに献げなければならない。」民数記 28章2節の後半 (2017新改訳)
28章は、食物のささげ物と安息日にささげ物について命じられます。
今朝選びました2節の後半のことばから、二つのことを教えられました。
「芳ばしい香りとして」と「確実にわたしに献げなければならない」との、ことばです。
芳ばしい香りとは、焼いて煙となったささげ物が天に上っていき、神様がその香りを嗅ぎます。
それは神様が、私たちがささげた物を受け入れてくださったのだということを示しています。
私たちの神へのささげ物は、神様に受け入れられているのです。
それは神様に愛され、神様が私たちの祈りに答えてくださると言う証しにもなる恵みです。
もう一つ。
確実にわたしに献げなければならないとは、心を砕くべきことです。
第3版の翻訳は「気をつけてわたしにささげなければならない」と、していました。
私たちは、毎日の、毎週のささげ物に心を向け、気をつけて確実に、主の示された通りにささげるのです。
それが私の主への愛であり、献身の心であり、主への信頼なのです。
形だけ守るならば、それは形骸化と批判も受けるでしょう。
しかし確実にささげようと、ささげ物を手にして主の前に行くならば、心を砕かないまま進むことなどできません。
確実にするところに私の主への心が現れ、主へのの心の有り様が形へと確実に現れるのだと思います。
日曜日の朝を迎えました。いや、与えられました。
確実に、主への芳ばしい香りをこの日曜日の礼拝の中でささげていきたい。
シャローム