「サウルは、このことばを聞いて激しく怒り、不機嫌になって言った。「ダビデには万と言い、私には千と言う。あれにないのは王位だけだ。」 サムエル記 第一 18章8節
主のことばを守らなかったサウル王は、その罪を悔い改めることができませんでした。
心が乱れてしまったサウル王のために竪琴を奏でて慰めるダビデを側に置きます。そして戦場ではダビデは主とサウル王のために戦い勝利します。
しかし、サウル王は、民がダビデを称賛することに、怒りを覚え、不機嫌になります。
そして、ダビデを憎むようになるのです。
ダビデは王の座など狙っていませんし、サウル王に対して悪意の欠片も持っていないのです。
しかし、主を愛し、主のことばを聞くことを忘れてしまったサウル王は罪の心に支配されてしまうのです。
他者への怒りや不満、不機嫌な心は危険です。よく自分の心を見張らなければいけないのです。
罪のおこないは、このような罪の心から出てくるのです。
主への賛美と祈りを忘れているサウルの心はどんどん罪の心に支配され満ちていくのです。
気をつけたい。嫉むより、友人が自分より優れていると、謙遜な心で接することが大切です。
怒り、不機嫌、不満で自分の心を満たしてしまうことがないようにしたい。
シャローム