「ここに、聖徒たち、すなわち神の戒めを守り、イエスに対する信仰を持ち続ける者たちの忍耐が必要である。」 ヨハネの黙示録 14章12節

6節には「永遠の福音」を携え来て語る御使いの登場が記されています。
神様は、終末のさばきの最後のときまで、神に逆らう者たちに悔い改めて神様を信じる機会を与えてくださるのです。
神様があわれみ深いことが分かる最後の時となるのです。
そして最後のときは、神様に逆らう者、反キリストと呼ばれる者たちが苦しみを経験する時となります。
その時まで、神様に逆らう者たちは好き勝手に生きるのです。

そして、その時まで聖徒たちは、信仰を持ち続けて、神様を賛美し続けます。
賛美する心は、地上の生活の中で身に付けます。
信仰は、信じた瞬間で終わるのではなく、終末のその時まで持ち続け、生活の中で明らかになっていくものです。
信仰には忍耐が必要です。

なにもいつも迫害されたり、他者から苦しめられたりするということではないのです。
神の戒め、ことばを守り生活をする日常では、特別なことは起きない日々も続くはずです。
喜び多い日も、悲しみ暮れる日にも忍耐します。
けれども、なにも起きない日々が続く時はどうでしょう。
そのような日々でも信仰を曇らせたり、信仰を私の心と生活の片隅に追いやってはいけないのです。
いつも私の真ん中に置くのです。
賛美し、祈り、主のことばを聞き続けるのには忍耐が必要となります。
完全な安らぎが与えられるその日まで、期待して信仰を持ち続けて歩みたい。

シャローム