「イスラエルの人はみな、この男を見たとき、彼の前から逃げ、非常に恐れた。」 サムエル記 第一 17章24節
サウル王とイスラエル人が、ペリシテ人と戦っている時の出来事です。
身体も大きく、身長は2メートルを越えている歴戦の兵士であるゴリヤテが、イスラエルを愚弄していました。
一対一で戦って決着をつけるべき場面ですが、イスラエルの全軍は、ゴリヤテを恐れてしまい、戦うことができないのです。
そこへ兄たちを尋ねてダビデがやって来るのです。
ダビデは、ゴリヤテがイスラエルをなぶり、主なる神様を侮ることばを聞いて怒るのです。
そして、戦おうとします。
ダビデは、37節で、主は救い出してくださると告白をしています。
ダビデは、自分の力を過信しているのではなく、主の救いを確信して、主に委ねているのです。
サウル王もイスラエルの兵士たちも皆、ゴリヤテの姿やことばだけを見て、恐れています。
誰も主を見ようとしていないし、祈り願っていません。
そして逃げるのです。
しかし、人を恐れるのではなく、主を畏れて、主に従う時、主の助けを確信できるはずです。
人や出来事を恐れて逃げる前に、主に祈り、主を賛美することを常に一番にすることを身に付けたい。
主があなたとともにおられ、主はあなたを救い出してくださる。
シャローム