「主は私に言われた。「人の子よ、あなたはオホラとオホリバをさばくのか。それなら彼女たちに、その忌み嫌うべきわざを告げ知らせよ。」エゼキエル書 23章36節
ここ23章は「オホラとオホリバ」という二人の女性が比喩的に使われて繰り返し登場します。
オホラは、サマリアのことを指します。オホリバは、エルサレムのことを指しています。
そして、この二人の女性は姦淫の罪を繰り返して行うのです。
エジプトにいたときから、繰り返してきたと指摘されます。
それは主に背き、偶像を礼拝をしていることを指します。
忌み嫌うべきわざとは、偶像礼拝という、主ではないものを神々として慕う姦淫の罪なのです。
エゼキエルは、この罪を暴くことが使命であって、さばくことではありません。
罪を暴き、指摘したときに、彼らが主に立ち返るならば、主は赦しを与えてくださる。
そしてその時、彼女らは「わたしが神、主であることを知る」と、49節で結びます。
主を知ることはすべての始まりであり、終わりの日に知っているべきことです。
ですから、私たちも隣人が主を知ることができるように働くのです。
主を、主だけを礼拝する喜びを伝えたいと思います。
シャローム