「あなたに向かって私は目を上げます。天の御座に着いておられる方よ。」 詩篇 123篇1節

123篇は、私たちが毎日をどのように生きるべきか、地上での人生を何をして生きるべきかを教えてくれます。
詩の後半(といっても4節だけの詩篇ですが)の3~4節を読むと、詩人を取り巻く環境は、とても厳しいものがあるようです。
安逸を貪る者たちと共に生き、嘲と蔑みが詩人を苦しめて、たましいを疲弊させています。
平和で安心して暮らしているのではないのです。

そのような中で、詩人は、目を上げます。
天の御座におられるあわれみ深く、義の神様を見上げているのです。
この方から、詩人の助けが来ることを知っているからです。
いえ、それ以上のことがあります。
詩人は、自分の状況がどのように変化しようと、苦難の中を歩む日々が続いたとしても、詩人は目を離さないで、天の主を見上げて、この主に仕えるのです。
自分を喜ばせるのではなく、主を愛して、主に仕える生き方をすることが、詩人の平安と喜びに繋がっていくからです。
毎日において、人生において、変わることのない方を見つめ続けて、私の視線を天に上げることで、毎日の生き方が変わります。
地上のことだけに囚われなくなるのです。
そして、目を上げたその先には、やがて相続する約束の地があるのです。
期待して目を上げて見よう。

シャローム