「私がキリストに倣う者であるように、あなたがたも私に倣う者でありなさい。」コリント人への手紙 第1 11章1節
ここ11章は、当時のエルサレムや地中海地域の文化や生活が関係をしてくるので、現代の日で生きる私たちには分かりにくいところがあります。
女性のかぶり物へのアドバイスと教会に集まってする食事についてです。
特にかぶり物については、そのまま現代に当てはめることはできないし、する必要もないでしょう。
教会での食事も礼拝後の愛餐会がそのままこの場合の集まりの食事とは違ってくるでしょう。
いずれにしても教会での集まり方や過ごし方について、パウロはコリントの教会に問題があったことを認識して語っています。
そして一番大切なことを最初に示すのです。
キリストに倣う者として生きなさい。
その生き方をする中で、礼拝を献げるときの姿勢や行動を吟味しなさいと語るのです。
教会はイエス様が地上で過ごされて示された生き方に倣います。
同時に教会はいつでもキリストをかしらとして建て上げられていきます。
キリストに倣う者として、次いでパウロは自分に倣うように命じます。
大胆で自信のある言葉です。
実際に一緒に礼拝をし、愛餐の食事を囲み、賛美し奉仕するパウロという人がモデルとなって示してくれると、私たちにはよりよく分かるのは確かです。
私に倣うようにと告白できるほどに、キリストに倣う生き方を礼拝の日とそこから始まる7日間で実践し続けたいと願うばかりです。
パウロに叱責されないように、良く倣っていきたい。
シャローム