イースターおめでとうございます。
主イエスのよみがえりを心から喜び、感謝します。
「むしろ、私は自分のからだを打ちたたいて服従させます。ほかの人に宣べ伝えておきながら、自分自身が失格者とならないようにするためです。」コリント人への手紙 第1 9章27節
この頃のパウロはいくつもの批判にさらされていたようです。
ペテロたちと一緒にイエス様に付き従って歩んだことがないとか、教会から金品を受け取って居るなどの批判です。
その一つ一つに反論しつつも、パウロがもっとも心を砕いているのは、教会の皆が福音を正しく理解して、御国というゴールに向かって走り切ることです。
迷いさまよって、漏れ落ちてしまうことがないように導いています。
福音は恵みです。
努力や何かを対価として支払って手に入れるものではありません。
しかし、信じたならば、信じた者らしくふさわしく歩むことが大切です。
パウロは競技者に例えて、日々、節制して訓練を自らに課す競技者が王冠を受けるように、信仰者も信仰の道を歩み通すのだと、教えます。
パウロは、自分の弱さを分かち合って、信仰者が、みんな自らを打ちたたいて歩む価値があることを教えるとともに、自分もそのように、いえ、誰よりも厳しくその道を歩みながら、手本となってくれるのです。
完全な祝福のあるゴールを私たちは知っているのです。
そこへ入ることは確かです。でも、その途上には節制してやるべきことがあります。
イースターの朝です。
イエス様は約束通りよみがえってくださいました。
次の約束が私に与えられるのも確かです。
それならばその日まで、ふさわしい者として歩み続けたい。
イースターの喜びを知っている者として、ゴールに向かって礼拝を献げてしっかり歩みたい。
私の霊を打ちたたいて、しっかりと目を覚ましていたい。
シャローム