「ヨタムは勢力を増し加えた。彼が、自分の神、主の前に、自分の道を確かなものとしたからである。」 歴代誌 第二 27章6節
2節には「主の目に叶うことを行った」とあります。
ヨタム王は、偶像の神々を拝んだりすることはなく、また、周辺の国の豊かさに憧れることなく、主のことばに従いました。
ここ6節では「自分の道を確かなものとした」とあります。
それはヨタム王が、主だけを信じて主のことばに従うことを一番として歩み続けたことを表しています。
主は、ヨタムが多くの事業を成し遂げたとか、周辺の国との戦いに勝利したということを評価されるのではなく、主を信じて従っていることを評価してくださったのです。
そして、主がヨタムの勢力を増し加えてくださったのです。
何か、地上での評価や豊かさを求めるのではなく、主を求めて歩む時に、主は祝福してくださるのです。
自分の道を確かにするとは、偶像の神々を慕うようなことをしないで、主だけを一つの心で求め続けること。
そして、あれこれと不安に思って、主以外のものを頼ることがないことです。
確かにするとは、揺り動かされないこと。
主だけを求め、求め続けることです。
その先に、私の道が確かなものとなり、主からの祝福が注がれるのです。
シャローム