「私は生きているかぎり 主をほめたたえる。 命のあるかぎり 私の神にほめ歌を歌う。」詩篇 146篇2節

神さまをほめたたえる詩篇です。
二つのことを覚えます。

「私の神」と、詩人は呼びます。
詩篇の後半を読むと、神を天と地を作られた神さまであることを信じてほめたたえています。
同時に、その神さまが人とはまったく違う存在である全能の神さまであることも信じてほめたたえています。
創造主である神さまとその神さまに造られた被造物である自分との関係を知っています。

その上で、この創造主であり全能の神さまのことを「私の神」と、親しく呼べるのです。
全能の神を畏れることを知っていてなお、親しく呼べるのです。
神さまと自分の関係をそのように親しく深い関係であると信じているのです。
これは凄いことです。

二つ目に詩人は「生きているかぎり」「命のあるかぎり」に、神さまをほめたたえると、告白しているのです。
生きることはすなわち、神さまを賛美すること。
生活の一部でのみ、思い出した時にだけ、神さまをほめたたえるのではないのです。
賛美のない生活は、詩人には考えられません。
忘れることはありません。
神さまの存在があり、その方をほめたたえる生き方が、詩人の存在を決めているのです。

命のあるかぎりほめ歌を歌う。そう告白して実践する私になっていきたい。
シャローム