「すると天から声がした。「あなたはわたしの愛する子。わたしはあなたを喜ぶ。」」マルコの福音書 1章11節

イエス様がいよいよ宣教の業を始められる時に、私たちの歩むべき道を示されて、罪のない方なのにバプテスマを受けられました。
その時、天から声がしたのです。
天からの声は父なる神様の声です。

イエス様こそは、御子であることを証しすることばをかけられました。
ただひとりの方であると明らかにされたのです。

そして「あなたを喜ぶ」と宣言されました。
ここでいう「あなた」とは、わたしの子である御子が、地上に生まれて活動することを示します。
「喜ぶ」とは、私たちの罪の身代わりになって贖いの死を遂げる道を始められたことを喜んでいるということばです。
父は、イエス様が十字架で死なれることさえも初めから喜ばれたのです。
私たちのために。
更に言うならば、その業が成就することを、前もって喜んで、見守っていると言う意味です。

私が罪を赦されることができたのは、天を離れて救いの業を始められたイエス様とイエス様を天から見守り、その歩を喜んでおられる全能の父なる神様がいてくださったからです。

計画し見守られている父。
立ち上がり行動してすべてを受け取られたイエス様。
ここ11節に唯一の神様の愛が現われ、声が響いたのです。
その声を私のためのことばとして受け止めています。

シャローム