「民衆はみな喜んだ。アタルヤは剣で殺され、この町は平穏となった。」 歴代誌 第二 23章21節
主に背く妃であったアタルヤと主に仕える祭司のエホヤダとの間での戦いに決着がつきます。
アタルヤは、主の宮から連れ出されて、処刑されます。主の宮を、主に背くアタルヤの血で汚さないための処刑です。
剣で殺されたと聞くと、現代に生きる私たちはとても驚くのですが、この時代には、王の後継者の間に起きることとしては、少なくはないことでした。
ここで聖書が教えるのは、殺されたことではありません。
主に背き、偶像の神々を慕う人が、王や妃であってはいけないのです。
そのような時代は、国は乱れていくのです。
この時、民主はみな喜んだのです。
アタルヤが嫌われていたと言うことでは終わりません。
主から離れた王の時代は、民に喜びはないのです。
主の背く人が取り除かれたと言う事実が大切なことです。
みなが一つの心となって、主を愛し、信じて歩み始めたことを教えるのです。
その結果、町は平穏になったのです。
主だけをあがめて、主のことばに従い、宮で主だけを礼拝する時に、私たちに喜びが沸き上がります。
そして、私たちの住む地に、町には平穏が訪れるのです。
いつも主だけを愛する心と行動が大切なのです。
主のいない毎日には、喜びも平穏もありません。
シャローム