「勤勉で怠らず、霊に燃え、主に仕えなさい。」 ローマ人への手紙 12章11節

私たち、イエス・キリストを信じる者を、一人ひとりが大切で欠くことのできない身体の各器官であるとたとえ。
それぞれが主の召された奉仕に励むことを教えます。
他の人を羨む必要もなければ、自分を誇ることも必要がないことも教えます。
そして、主に愛されて信仰者となった者は、主に在る愛で神と隣人に仕えて奉仕することを命じます。

その上で、その働きをまっとうするようにと、ここ11節のことばでも教えます。

勤勉で怠らずとは、常に新鮮な心で主のことば、聖書を読んで、学び続けることを教えます。
聖書のことばを頼ることがない奉仕には限界があります。
いつも、いつまでも良い働き、主に喜ばれる働きのためには、主のことばに聞き続ける勤勉さが大切になります。

霊に燃えとは、聖霊なる神様との豊かな交わりを大切にすることを教えます。
燃えるのですから、熱く豊かな交わりを持つのです。
また、聖霊が私の内に働いてくださることを邪魔をするような、独りよがりな奉仕や働きは避けなければいけないのです。
そこには、平安がなくなってしまうから。

主に仕えなさいと、当然のことを改めて教えて、命じるのです。
自分が中心になってはいけないのです。
いつも、主が私の中心であり、基盤であり続けて働きをまっとうするのです。
仕える人は、自分を喜ばせる働きをしません。
いつも、主が喜ばれることに心を向けて仕えます。

礼拝の日曜日です。
今日、私は霊に燃えて、喜びの礼拝をささげることから始めたい。

シャローム