「ですから、同じように今この時にも、恵みの選びによって残された者たちがいます。」 ローマ人への手紙 11章5節

今の時代、私たちイスラエル人ではない者とたちへと、神の救いが届けられました。
最初の異邦人へ福音を伝えたのは、この手紙を記したパウロです。その時から、私たちへ、間違いなく福音は届けられています。
私たちは、福音を聞いて信じました。

しかし、神の恵は大きく、変わることがないのは確かなのです。
私たち異邦人へと福音が届けられたからと言って、最初に神の恵みによって選ばれたイスラエル人への救いが取り去られてしまったわけではありません。
神の福音を聞かない人がいる一方で、残された者がいるのも確かなことです。

何故なら、彼らも私たちと同じように、神の恵みによって選ばれた者だからです。
彼らもまた、私たちと同じで、行いによって認められて選ばれて、救われたのではないのです。
私たちと同じで、神の恵みによって選ばれています。
ですから、その選びは変わらないのです。
今は、彼らの中に、選ばれている者がいないように思えたとしても、神は、その人たちの中に、救われていく人を残されています。
そうでなければ、神の恵みが恵みでなくなってしまいます。そんなことはありません。
絶対に神の恵は確かです。
私たちは今、その恵みの中にいます。

シャローム