「ツィブオンの子は次のとおり、アヤ、アナ。これは父ツィブオンのろばを飼っていたとき、荒野で温泉を見つけたアナである。」 創世記36章24節
エサウの歴史、エサウの子孫がエドム人となったことを記します。
31節からは、王様の名前が記されます。
ここからは、エドム人の国は新しい王様が登場すると、王様の登場した町が中心となっていくことが特徴なのだと分かります。
この細かな記述からは、神様はヤコブの一族だけでなく、エサウ一族のことにも目を注いでいるのだということが分かります。
主のあわれみは、エサウとその子孫にも及んでいるのです。
そして24節で、温泉が発見されます。
荒野で温泉が発見されるのは、大きな恵みです。
大切な発見であり、大きな恵みだからこそ、このことだけは一族の名前が列挙される中にしっかりと記されているのです。
神様の恵みは、ヤコブの子孫ではなく、エサウの子孫の下へ与えられていることに驚きます。
主は、まだ主を信じていないエサウの一族にも、先に恵みを注いでから主の元へ導こうとされているのだと思います。
主は、どこまでもあわれみ深く、その愛は広いのです。
温泉も、主が私たちに与えてくださった大きな恵みなのだということを改めて喜びたい。
シャローム