「ミカヤは答えた。「主は生きておられる。私の神が私に告げられることを、そのまま述べよう。」」 歴代誌 第二 18章13節
ユダの王とイスラエルの王は姻戚関係に入り、親しくなります。
そのことを聖書が記すのは、ユダの王ヨシャファテがそれまで主に従って歩んでいたのに、主に背いているイスラエル王アハブと親しくなったことは、正しくないことを示しているのです。
イスラエルの王に求められて、ユダの王も一緒に戦いに出ます。
その時、預言者を集めて、主の御心を聞こうとするのですが、イスラエルにいる預言者たちは、一人の人を除いて、みんな、これまでも王が望むことだけを告げてきました。
今回もそうなのです。
しかし、一人、ミカヤだけは、真実だけを語る預言者でした。
今回もまた、求められても、王が喜び、他の預言者たちが納得をすることばを語りません。
ミカヤは宣言し、証しします。
「主は生きておられる。」
ミカヤは、義の方が語ってくださった真実だけを隠すことなく、そのまま語るのだと、証言して、語ります。
私たちは、主は生きていることを信じて、毎日を歩めているでしょうか。
自分には都合が悪い、あるいは、聞きたくない内容に耳をふさいでしまうことはしていないでしょうか。
素直に、謙遜に聞いて、その真実を受け止めていくことが大切なのです。
そして、それを証しします。
隠したり、割り引いたり、付け足したりしてはいけないのです。
生きておられる主が、私に語ってくださる生きているいのちのことばを大切にしていきたい。
シャローム