「彼ら、および、主にささげる歌の訓練を受け、みな達人であった彼らの同族の数は二百八十八人であった。」 歴代誌 第一 25章7節
神の宮の奉仕にあたる人たちについて記されています。
賛美をする奉仕のために、彼らは歌の訓練を受けて、その技を磨き、歌声を整えていくのです。
その後で、宮で実際に奉仕に当たります。
戦士が、訓練を受けて、力をつけてから戦場に立つのと同じです。
いや、むしろもっと大切で厳しい訓練です。
主の前に行って、一族の再評として歌い、奉仕するのです。
主の奉仕をするのには、心と霊が整えられることが必須です。
しかし、手の技、歌う技も整えられ、高められる必要があるのです。
みな達人となって奉仕したとあります。
どれほどの訓練を受けたのでしょう。
訓練の大切さも教えられる1節です。
そして、続く9節から31節に渡って、くじを引いて当たった人の名前が順番に丁寧に記されています。
「あとの者もまた同じであった」などと勘略して記されないのです。
大切な奉仕に仕えていく心構えが示されているようであり、一人ひとりが大切な奉仕さやであることを、その名前が示します。
私も、何よりも主の奉仕ができることを喜びたい。
喜びながら、訓練を受け、名指しされて奉仕に立ち上がりたいものです。
シャローム