「ヨハネの兄弟ヤコブを剣で殺した。」 使徒の働き 12章2節
短い言葉であり、恐ろしいことを示します。
ヘロデ王はキリスト者を、苦しめようと考えて行動します。
そして、ヤコブを殺します。そのことで喜ぶユダヤ人がいます。 3節です。
するとヘロデ王は、もっと彼らを喜ばせようと、今度は、ペテロも捕らえるのです。
ある人たちを、苦しめようとする心と行動。
別の人たちを、喜ばせようとする心と行動。
それは自分の心を喜ばせる心と行動から、始まっています。
ヘロデ王の、私たち人の罪の心が、それをするのです。させるのです。
神様が喜ぶことをしたいと思う心と、行動。
神様の喜びが、自分の喜びと行動になるかどうかが問われます。
自分を自分だけで喜ばせようとすると、そこに罪の心が働きます。
人を殺すことさえも、平気になってしまうのです。
また、人が殺されることで喜び人を生み出します。
神様の存在を喜び、神様が喜ばれる行動を喜びとする。
そのような生き方を自分の行動の源泉としたい。
シャローム