「ナダブとアビフは父に先立って死に、彼らには子がいなかったので、エルアザルとイタマルが祭司の務めに就いた。」 歴代誌 第一 24章2節
レビ族が主の奉仕をするために律法に従って、任命をしていく様子が記されています。
公平に、くじを引いて定めていきます。
大切なことは、主に仕えることです。
その組み分けを記す最初の箇所で、この二人の死が記されています。
「ナダブとアビフ」の二人は、レビ記10章1節に記された人たちです。
自分勝手な思いで、異なった火を献げたため、主の怒りに触れて焼かれて死んだのです。
アロンの子孫にとっては、忘れてしまいたい名前であったかも知れません。
しかし、彼らの罪を忘れないで、主の前に正しく奉仕をすることが大切になります。
あの時、主の怒りは二人を焼きましたが、主は、レビ人にあわれみを注ぎ、今こうして大切な仕事を与えるのです。
そして、ちゃんと主の奉仕は、他の人の手に委ねられていくのです。
主は怒り、さばきますが、癒やし、慰めてくださる方でもあるのです。
律法に従い、主のことばに従うことは、私たちに慰めと平安を与えてくださり、その先に大切な使命が与えられるのです。
シャローム