「それで、私はすぐにあなたのところに人を送ったのです。ようこそおいでくださいました。今、私たちはみな、主があなたにお命じになったすべてのことを伺おうとして、神の御前に出ております。」」 使徒の働き 10章33節

異邦人であるコルネリオスは、主を信じる人でした。
彼は、神を恐れ、人々に施しをして、神に祈る人でした。
心が神に向かい、隣人にも心を開いて行動をしていました。
どちらが欠けてもいけない大切な行動です。

そしてさらにコルネリオスが素晴らしい信仰者であったことが、ここ33節から分かります。
ここで彼は、主のことばを聞いて、それに従おうと待っています。
「すべてのことを伺おうとして、神の御前に出ております」とあります。
行動するために、彼は待っています。
主が、語ってくださるのを待っています。
それもただ待っているのではありません。御前に進み出て待っているのです。
御前にとは、主を恐れて、また主を愛して、聞かせてくださいと耳と心の耳を傾けている姿を表しているのです。

コルネリオスは聞く人です。
そしてコルネリオスは行動する人です。
主の御心に自分の心を沿わせて行動する人です。

私たちも見習おう。
そして、主はこの異邦人を愛して大いに祝福してくださるのです。
貴方もまた、同じように祝福されている人です。
聞きましょう。御前に出て、伺いましょう。

シャローム