「もし私たちが神の命令を守っているなら、それによって、自分が神を知っていることが分かります。」 ヨハネの手紙 第一 2章3節
神を知ると言うことは、神様に関する知識を得たと言うことではないのです。
神を知ると言うことは、神と共に歩むことであり。
神を愛して生きることであり。
神が私に与えた命令を守ることです。
続く4節では、神の命令を守っていないならば、その人は「偽り者」であるとまで言います。
さらにその人の中には真理はないとも言います。
偽り人なのですから、その人の生き方や行ないには真理がないと言うのは、その通りなのです。
私が隣人に向って、私は神様を知っていると叫ぶよりも、私が神様の命令を守り、神様を愛する生活をすることで、私が神様を知っているのだと、分かってもらえるのです。
6節では、神のうちにとどまっていると、言われます。
とどまるには、やはり神の命令を日々の生活の中で守ると言う行動が求められます。
著者のヨハネは、この時、間違った教えに教会の人たちが惑わされたりしないように、しっかりと神様のことばを聞いて従うことを求めているのです。
守るとは、結局のところ神様を愛すると言うことに始まり、神様を愛して日々を歩むと言うことに尽きるのです。
私は神を知っていますと語るより、私は神を愛していますと、堂々と言える者になりたいと、思う朝です。
クリスマスイヴの12月24日です。今年は多くの驚くようなことが起こり、私たちはそれに対処するのに苦慮しました。
しかし今日、もう一度、しっかりとイエス様を愛するということに意識を向けて、今日一日を大切に歩みたい。
クリスマスの祝福が豊かにありますように祈ります。
シャローム