「御霊がピリポに「近寄って、あの馬車と一緒に行きなさい」と言われた。」 使徒の働き 8章29節

サマリアの町で、ピリポは福音を語り、積極的に活動をしていました。
その時、主の使いがピリポに、エルサレムからガザに至る道へ出かけるように告げます。
そのことばに従ったピリポは、そこでエチオピアからやって来ていた宦官の乗る馬車と一緒に行くように命じられるのです。
もちろんピリポは、その馬車にだれが乗っているのかを知りません。
しかし、ためらうことなくピリポは行動します。

そして、この後、ピリポは福音を語り、宦官はイエス様を信じて洗礼を受けて行くのです。
主は、たった一人の異邦人の救いのためにピリポを遣わしたのです。

私たちも、主から「〜一緒に行きなさい」と、語り掛けられる時があります。
私が望むか望まないかではなく、また、一緒に行った先に、私の得意なことが待っている訳でもないでしょう。
しかし、主が、私たち一人ひとりに「一緒に行きなさい」と告げられるならば。
そこには、主が愛されている大切な一人がいるのです。

私の思いや計画を優先するのではなく、主のことばに従って、誰かと一緒に行くという、行動をしたいと思います。
そこには、出会う人と私の両者が喜び感謝する主のご計画があるのです。

主のことばに従って、一緒に行く人になりたいと思います。

シャローム