「彼はそこの人々を連れ出して、石のこぎりや、鉄のつるはし、斧を使う労働に就かせた。ダビデはアンモン人のすべての町に対して、いつもこのようにしていた。ダビデとすべての兵はエルサレムに帰った。」 歴代誌 第一 20章3節
20章はわずか8節だけが記されます。
その内容は、イスラエル国の周辺国との戦いに次ぐ戦いをしていたことを記しています。
敗戦した国の住民をイスラエルのために働く労働に就かせたりします。
また、敵の将軍は討ち取られて殺されていくこともあります。
当時の戦いとしては当然の行為と結果です。
それでも平和と安心とは、かけ離れた生活です。
恐ろしいし、悲しいと、現代に生きる私たちは感じます。
しかし、その時代に、その地域にダビデたちは生きていたのです。
そして大切なことは、その環境の中でダビデたちは、主を信じ、主のことばに従って生きていたのです。
環境が変われば、主から離れてしまうということはないのです。
いつでも、どこであっても、何が突然起きたとしても、主だけを信じて生活するのです。
主のことばに従うのです。
環境が変わっても、思いがけないことが続けて起きたとしても、私たちは変わることなく主を信じて生活をするのです。続けるのです。
それが信仰です。
でも忘れないようにしたい。どんな時でも主は、貴方を愛して、貴方を最善へと導かれています。
私が従う、私が頑張るのではないのです。主が愛して助けてくださっているのです。
シャローム