「ダビデは神が彼に命じられたとおりにした。彼らはギブオンからゲゼルまでのペリシテ人の陣営を討った。」 歴代誌 第一 14章16節

ダビデを王としてイスラエル人とペリシテ人との戦いが続きます。
ダビデは戦いの前には必ず神に祈り、伺を立てます。
神が「攻め上れ」と言われれば、臆することなく立ち上がって戦います。
神が「上って行くな」と命じれば、従います。
そして次に神が「彼らに向かえ」と言われた時に戦います。

ダビデはただ戦うのではありません。
ダビデ「神が彼に命じられたとおりにした」のです。
それが結果として勝利となり、ダビデの名を広めました。

自分の名誉のために戦うのではなく、神に従う姿が、ダビデには戦う時が多いだけなのです。
私たちは今、剣を手にして戦うことはないでしょう。
しかし、自分のためにだけ行動するのではなく、神のことばに従い、神を証しする行動をする時があります。
その時、自分の利益、自分の思い、願いではなく、主の御心を探り、主の命じられた通りに行動できるかが問われます。
時には、それは恐れがあったり、不安を覚える時があるのかもしれません。
しかし、主のことばに信頼して、主のことばに従う時、私たちは勝利、恵み、祝福を受けとるのです。
そして、それが証しになります。

「命じられたとおりにする」簡単なようで難しいことです。
主への信頼と勇気、主に委ねる心が必要です。

シャローム