「天は、巻物が巻かれるように消えてなくなり、すべての山と島は、かつてあった場所から移された。」ヨハネの黙示録 6章14節

6章は終末の日に起きる出来事が記されます。その幻はとても現実に起きるとは思えないことばかりです。
8節に登場する「青ざめた馬」は、戦争や飢餓によって世界中に死をもたらすことが示されています。
ここに登場する馬やそれに伴って起きる害は、とても耐えられない恐ろしことばかりです。

それは地上の災害や病、死だけで終わりません。
13〜14節には、地上の形さえ変わり、天、宇宙にも恐ろしいことが起きることが示されています。
天がなくなり闇となることは、旧約聖書のヨエル書2章31節にも語られています。
ヨハネたちが初めて聞く幻ではなく昔から示されてきたことです。
天がなくなるなど想像ができませんが、天と地とそのすべてを造られた創造主なる神様には可能です。
主が示された終末の日のこれらの出来事は、象徴的な出来事ではなく、必ず起こることなのです。

これらのことは必ず起きます。
人には耐えられないと17節にあります。
しかし、滅びを迎える終末の日ではなく、主イエスとの再会の日としての喜び報われる終末の日でもあります。
主の守りもあるのです。
主のことばを信じて、この日に向かって迷うことなく真っ直ぐに歩みたい。

シャローム