「わたしは、あなたがたを捨てて孤児にはしません。あなたがたのところに戻って来ます。」 ヨハネの福音書 14章18節

ここに2つの恵みと安心があります。
1つ目は、孤児にしないとの約束が与えられているということです。
地上での私たちの生活や人間関係は、心変わりや裏切りなどがあります。
それは絶対にないと断言できないのが、私たちの営みです。
しかし、イエス様は、信じた者を捨てることはしないと約束してくださった。
それは確かです。確実です。
何故なら、イエス様はイエス様を見捨てて逃げ出してしまう弟子たちや私たちのことを愛して、私の身代わりとなって死んでくださるのです。
見捨てるはずがありません。

2つ目は、戻ってくるとの約束です。
十字架の死からよみがえられたイエス様は、その後、天に昇られました。
しかし、天の御国に帰られたままではないのです。
もう一度、この地上に来てくださる。戻って来てくださるのです。
一度目に地上に来てくださった時は、私たちの罪を贖うためでした。
もう一度、戻って来てくださる時は、私たちを天の御国へと迎え入れるために来てくださるのです。

私たちは、地上の人間関係では、孤独で孤児のような淋しさを覚えることがあっても、主イエスはいつも、いつまでも私と共にいてくださるという平安が与えら得ているのです。
そして、私たちは地上の生涯を終えて、すべて無くなってしまうのではなく、神と共に生きる天の御国へと迎えていただくという平安があるのです。
この2つの平安が与えられているのは、なんという恵みでしょうか。
日々、この平安と恵を味わっていましょう。

シャローム