「あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ。主が成し遂げてくださる。」 詩篇 37篇5節
「主に信頼する人」と「悪しき者」との対比で語られる37篇です。
主は、主を信じて生きる人を、苦しみの中に捨てて置くようなことは決してしない。
それとは逆に悪しき者は、やがて主によって断ち切られて滅びることを語ります。
しかし、主を信じる人が助け出されて守られ、悪しき者が滅びる日までには、時間が掛かることもあります。
主を信じて善を行う人が苦しむ期間も確かにあるのです。
そのような時、期間、私たちは焦ったり嘆いたりすることが多くなります。
主は、本当に助けてくださるのかと、不安になることもあります。
主を信じる信仰者、私たちには足りないものがあります。
「主にゆだねる」ことです。
ここには「あなたの道」とあります。
私の今日も、明日も、歩むべき道のすべてをゆだねます。
ただ預けるのとは違います。
信じる者に良くしてくださる主のあわれみと全能の力に信頼して、すべてをお任せしてゆだねるのです。
ゆだねたら、主が成し遂げてくださる時を待つのです。信頼して待つのです。
信じることはゆだねることです。
主に助けを祈り求めながら、自分の力で解決をしようとするのが私たちです。
それは罪の欠けらの影響です。
でも、救われて罪が赦されている私たちですから、主におゆだねして待ちましょう。
主の成し遂げてくださる解決、助け、祝福は、私たちの思い描く祝福とは比べることができないほどに豊かなのです。
主を信じる人は、あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ。
他にはありません。
シャローム
