「イエスがこれほど多くのしるしを彼らの目の前で行われたのに、彼らはイエスを信じなかった。」 ヨハネの福音書 12章37節
イスラエルの神、主を知っており、信じて、日々を歩んでいるはずのユダヤ人が、あまりにも頑ななのでイエス様は嘆かれました。
ここにその時の状況をはっきりと端的に示すことばがあります。
「これほど多くのしるしを彼らの目の前で行われた」
多くのしるしを、ユダヤ人は直接目撃しています。ある人たちは、自分でも経験もしているはずです。
どこかの町の誰かが、そう言っていたらしいよ。というのではありません。
うわさ話ではないのです。
また、多くのしるしに加えて神様について語られたイエス様の人の知識を超えた神様の知恵を聞いてきました。
証拠となるもの、証言はたくさんあるのです。
目の前でそれが行われ、目の前に差し出されてきました。
しかし「彼らはイエスを信じなかった。」のです。
自分の栄誉を求め、自分で自分を誇る人は、イエス様を信じることができません。
それは悲しいことであり、残念なことです。
しかし、信じない人がいる一方で、信じる人もあるのです。
同じしるしを見て、聞いて信じた人。
私たちは、信じる人となって、主イエスを愛していきたい。
シャローム