「まことに私のいのちの日の限りいつくしみと恵みが私を追って来るでしょう。私はいつまでも主の家に住まいます。」 詩篇 23篇6節

 「主は私の羊飼い」と、声を上げて始まる詩篇23篇です。
 詩篇の中で、一番有名で多くの人に愛されてきた詩篇でありみことばだと言えるでしょう。
 旧新訳聖書66巻の中でもよく知られているみことばです。

 主を愛し、主のみことばに従う人は、その人生が主によって満たされることを教えてくれます。
 豊かさや人からの称賛などを追い求めて行くのではなく、主を慕い、主のみことばを愛して、従う人には、主から届く恵がその人を追いかけるほどに注がれ、注がれ続けるのです。
 恵の方が、私たちを追いかけて満たそうとしてくれるのです。
 私たちは、私の人生の中で一番に求めるものを間違えてはいけないのです。
 主を愛して、主を求めるのです。

 主である神様は、羊飼いが自分の羊を愛して守り、その必要のすべてを満たしてくださるように、私たちを満たしてくださるのです。
 真に求めるべきものを求めて歩む人は、乏しくなることはないのです。
 そして、私たちは主をひと時だけ求めるのではなく、いつまでも主のそばで生きることを求める時にこそ、豊かで平安に生きることができるのです。

シャローム