「しかし、押し流す大水で その場所を滅ぼし尽くし、 敵どもを闇に追いやられる。」ナホム書 1章8節

1章は、神のご性質を教えてくれます。
ここ8節では、神がさばかれる時の刑罰が恐ろしいものであることを教えてくれます。
大水に例えられている刑罰は、罪をおこなった人を徹底的にさばき、跡形もなくしてしまうことが示されています。
罪をおこなった者が、そのまま過ごせる余地は残されません。
神は、怒るのに遅い方であることも、3節で語られています。
あわれみ深く、怒るのに遅い神ですが、同時にその憤りは恐ろしいものなのです。

私たちは、この神に隠れて罪を行う者になるのか。
それとも、怒るのに遅いと言ってくださる神の前に、誠実に生きるのか。
主のことばに聞き従う者になれば。神の怒りを恐れる必要はありません。
主は、その人を守り、信仰者の敵を打ち砕いてくださるのです。

罪を行った者が闇に追いやられて震える時、信じる人は神に呼び集められて御手の中で平安に過ごすようになるのです。

シャローム