「いいですか、後にいる者が先になり、先にいる者が後になるのです。」」 ルカの福音書 13章30節

主なる神様の与えてくださる恵と祝福は、この地上、この世の価値観とは全く逆なのです。
後にいる者は、私たち日の間では、普通ならば、遅れてしまった者であり、先の人に負けた、価値が劣った人だと、見られます。
しかし、主は、その人が先になると、価値が逆転することを教えます。
また、別の機会には、小さい者が大きい、弱い者が強いと言われたこともあります。

私たちは、他者との比較で価値を測りがちですが、主は、主の目に叶うものに、価値を見出して与えてくれます。
後になっても、主の前に悔い改めて、主に従う人を主は祝福してくださいます。
先に行くことが悪いのではありません。
しかし主は、遅れている人に目を留めて、見出し招いてくださる。
価値を造り出してくださるのです。
主の前に行き、主を信じたことを喜ぶ人は、後になった分だけ、その喜びを大きく感じるのです。
人より先になることではなく、主の前に行けたことを喜ぶ者でいたい。

シャローム