「わたし、このわたしが主であり、 ほかに救い主はいない。」イザヤ書 43章11節

主は、ここでご自分がイスラエルの神、主であり。全世界の神、主であることを宣言しています。
「わたし」を繰り返しています。
主だけが真の神であり、唯一の存在であることを示しているのです。
そして真の神は、力があり、ご自分で語ることができる方なのです。
真の神はご自分を示し、語ることができるのです。
人格を持ち、人と関係を持ってくださる神です。
何となく存在するのだろうという神ではなく、単なる力でもない。
「わたし」と、ご自分を示される方です。

これまでイスラエルを導き出し、全世界から選び出したのは、主であることを1節から語ってこられました。
ですから、イスラエルの民こそは、主が真の神、唯一の神であることを証しして人々に知らせる責任があるのです。
主こそ神であること、ほかには人を罪から救い出すことができる方はいないことを、主はイスラエルに語りました。
イスラエルの民は、そのことばを聞いて、主を証しするのです。

主は、イスラエルを愛し、高価で尊いと4節で語られました。大切に思ってくださっているのです。
主が、ご自分を明かされ語ってくださるのは、愛してくださっているからです。
この11節のことばを聞いたのです。
ただお一人の神、主を知ってることを喜び、この宣言を受けて、主こそ神ですと証言したい。
シャローム