「私たちの救いの神よ私たちを助けてください。御名の栄光のために。私たちを救い出し私たちの罪をお赦しください。御名のゆえに。」 詩篇 79篇9節
詩人は、今、自分たちが周辺の国から苦しめられているのは、自分たちが神の愛と恵みを忘れてしまい罪を重ねてきた結果であることを知っています。
詩人は、罪を自覚して悔い改めている人ですが、詩人の周りの人々はそうではないのです。罪を重ねています。
しかし、その結果、主が先祖たちに約束して与えてくださった「ゆずりの地」に、主を信じない者たちが侵入して悪をおこなっているのです。
詩人は、そのことを憂いて苦しんでいます。
そして、主に助けを求めます。
しかし、自分たちに、同胞イスラエルの民には、主に助けていただける資格がないことを自覚しています。
それでも、詩人は主の救い、助けを求めます。
助けていただけるのが当然だなどと思っていません。むしろ見捨てられたとしても仕方がないほどだと思っているのです。
それでもなお、助けを求め、罪を赦して欲しいと願います。
その願いは、主が主という、あわれみ深く、栄光の方だから、願うのです。
自分たちには資格もありません。
しかし、主は栄光のある方、その方の名前によって助けて欲しいと願うのです。
あまりにも自分勝手でしょうか。そうではないのです。
初めの時から、主が主の御名によって救ってくださらなければ、ゆずりの地も与えられるはずもないのです。
ただただ、主にすがる詩人の姿、信仰は正しいのです。
シャローム
