「しかし彼女は来て、イエスの前にひれ伏して言った。「主よ、私をお助けください。」」マタイの福音書 15章25節
悪霊につかれて、ひどく苦しんでいる娘の母親が来て、イエス様に助けを求めます。
最初は「ひどく苦しんでいるので、あわれんでください」と願っています。
この女性はカナン人とありますから、イスラエル人ではありません。選民イスラエルの祝福からは漏れている人です。
イエス様も、ご自分はイスラエルの人のために遣わされて働いていると答えます。
彼女の願いを退けているようです。
しかし、この女性は諦めません。
イエス様の前に来ます。願い求めるのは、イエス様以外にはないことを明らかにしています。
正しい行動です。
そして、ある意味、図々しいほどの願い方です。
そしてひれ伏しています。イエス様を礼拝して、願っている姿です。これも正し姿です。
更に、明確に願っています。
「主よ、私をお助けください。」
このことば、この願いを私たちはしなければならない。
イエス様はこの後、あなたの願い通りになると、答えをくださる。
それは娘が癒されることであり、その通りになりました。
私たちは、時には図々しいほどに主の前に進み出て行きましょう。
そして明確に強く願いましょう。「お助けください」
主イエスは、私に必要な助けがなんであるのかは、既にご存じであって、真剣に願い求める人に与えてくださるのです。
「主よ、私をお助けください。」この祈りを私もものとしたい。
シャローム