「王は彼らに厳しく答えた。レハブアム王は長老たちの助言を退け、」 歴代誌 第二 10章13節

自分たちへの王から課せられるくびきを軽くして欲しいとの願いをレハブアム王は聞き入れませんでした。
父ダビデ王に仕えていた長老たちの助言を退け、レハブアム王にとって心地よい助言をする若者たちの言葉を受け入れたのです。
レハブアム王の心には、自分を父ダビデよりも立派であると見せたい思いがありました。
ですから、国ため、人々のためを思って助言をした長老たちの言葉を退けたのです。

しかし、それは長老の助言を退けただけに終わりません。
主に祈ることもしなかったレハブアム王と若者は、主のことばを退けて、捨ててしまったのです。
ここ10章には、レハブアム王が祈る姿がありません。
主に信頼し、主のことばに従おうとしない人には、主の祝福は、遠く離れていってしまうのです。

私たちは、毎日の生活で聞くべきことばを間違えないようにしたい。
そのためにも、週の初めの日の礼拝で素直に主の語ってくださることばを聞き続けることを大切にし、身につけておきたい。

シャローム