「あなたの神、主がほめたたえられますように。主はあなたを喜び、その王座にあなたを就かせ、あなたの神、主のために王とされました。あなたの神はイスラエルを愛して、これをとこしえに確立されたので、あなたを彼らの上に王として与え、公正と正義を行わせるのです。」」 歴代誌 第二 9章8節
ソロモンの名声、特にその知恵の素晴らしさを聞いたシェバの女王は、その知恵を知りたい、ソロモンを試したいと考えて難問をもって尋ねて来ました。
ソロモンはシェバの問にすべて完全に答えました。答えられないものはなかったのです。
そして女王は、宮殿の素晴らしさだけではなく、そこで王に仕えている人々に感嘆します。
その服装と振る舞いに驚き、感動したのです。
ソロモンの知恵は、女王が時刻で聞いていた以上に素晴らしいものだったと、女王は称賛の声を上げます。
ソロモンの知恵は素晴らしい。
しかし、一番素晴らしいのは、ここで女王が、ソロモンを称賛しただけで終わっていないことです。
「あなたの神、主がほめたたえられますように」と。
女王は、ソロモンに会い、語り合い、ソロモンの知恵を聞いて、最終的に神、主をほめたたえたのです。
主が、ソロモンを喜び、ソロモンを王として立てていることを認めて、主をほめたたえたのです。
女王の問に答えただけではなく、ソロモンは主を証ししていたのです。
ソロモンが素晴らしいのではなく、主が素晴らしいのだと、女王は知ったのです。
私たちも、それぞれ遣わされた場所で、その働きで、主を証ししたいものです。
主をほめたたえて、証しする者は、自分の名誉を求めません。それでもその人の持つ豊かなもの素晴らしさは伝わるのです。
主を愛して、主を証しする一日を歩むたいものです。
シャローム