「しかし彼が悪いしもべで、「主人の帰りは遅くなる」と心の中で思い、」マタイの福音書 24章48節

ここで言う悪いしもべとは、主人の物を盗むような悪人のことではなく、主人のことばを素直に聞き、忠実に守ろうとしないしもべのことです。
主人の帰りは遅くなると、思うというのは、主人はまだまだ帰るまでに時間がかかると、主人のことばと約束を、軽んじているしもべのことを言います。
「わたしはすぐに来る」と、イエス様は語られました。約束をくださったのです。
しかし、まだまだ来ないと思っているのです。
神には、千年も一日のようですという約束を信じていない、時を作られた主を信じていない人です。

また、ここ24章の4節には「人に惑わされないように気をつけなさい」と、イエス様は教え、命じています。
主のことばを勝手に解釈し、他の人たちを惑わすような人が現われるのです。
ですから、気をつけなければなりません。

信仰者は、人に聞くのではなく、聖書のことばに聞くのです。
聖書は何といっているか。
主イエスは、弟子たちに何と約束されたのか。
私たちが聞き、素直に信じるべきことばは既にすべて語られています。
私たちは聞いているはずなのです。

主人はすぐに来ます。遅くなどならない。
アーメン。主イエスよ来てくださいと、緊張と期待で今日の歩を進めたい。

シャローム