「また、彼らのために教会ごとに長老たちを選び、断食して祈った後、彼らをその信じている主にゆだねた。」 使徒の働き 14章23節

パウロとバルナバは、各地でイエス様を信じるようにと福音を語り、宣教の働きを続けます。
その結果、人々は信じる人とそうではない人に明確に二派に分かれます。
そして信じない人たちは、二人を石打にして殺害しようとさえします。
実際に石打にあった二人ですが、主に守られて、働きは再開するのです。

そして二人は、一つの町にずっと留まっていることはできませんでした。
それなので、しっかりと信仰にとどまるように教えます。同時に、信じた人は苦しみに合うことも告げます。
困難を経て、その信仰が整えられ、成長していくのです。
困難や迫害から守られるだけでは駄目なのです。
ですから、しっかり教えます。

そして、教えるパウロたちも、教えられた各地の教会の兄姉も、共通している大切なことがあります。
祈ること。当然です。
そして、祈って、主に委ねるのです。
すべて自分の力で成し遂げようとするのではなく、解決や導きを、主を信じて、主にゆだねるのです。
委ねることは信じている人の特権であり、恵みです。
人ではなく、主に委ねることを覚えたい。

シャローム