「イエスは立ち止まり、彼らを呼んで言われた。「わたしに何をして欲しいのですか。」」マタイの福音書 20章32節

道端で座っていた目の見えない人が、イエス様に向かって叫んだのです。
「あわれんでください」
忙しく働かれ、この時も次の町へと進まれていたのがイエス様です。
周りの人たちは、彼らを黙らせようとしますが、二人はますます強く叫ぶのです。
「私たちをあわれんでください」

イエス様は立ち止まりました。
「主よ、ダビデの子よ」との、イエス様への理解が正しいから、彼らの叫びに答えてくださったのか。
「あわれんでください」と、繰り返す叫びが正しい願いだったから、彼らの叫びに答えてくださったのか。
どうでしょうか。

私が、今朝一番に思ったことは一つです。
この叫びは、必死であり、心から叫びです。祈りです。
イエス様はその祈りに答えてくださった。

イエス様を立ち止まらせたい。

イエス様は全能です。私の願いを知っていてくださる。
惜しみなく愛して、惜しみなく恵みを与えてくださる方です。
ですが、その祈りに答えるのはイエス様です。
いつ答えるのかを決めるのもイエス様です。

それならば、イエス様を立ち止まらせたい。
そのような叫びを私の真の素直な祈りにしたい。

シャローム