「「私は、キリキアのタルソで生まれたユダヤ人ですが、この町で育てられ、ガマリエルのもとで先祖の律法について厳しく教育を受け、今日の皆さんと同じように、神に対して熱心な者でした。」 使徒の働き 22章3節
パウロが、訴えられた時に弁明して語ります。
自分がキリスト者を迫害する者であったことも隠さずに告白して、自分がいったい何者であるかを人々に証しします。
パウロは2つの大切なことを訴えます。
一つ。
モーセの律法に関して、専門の教育を受けていること。
誰よりも律法に詳しく、そしてそれを正しく守ってきたユダヤ人だと言うのです。
ですから律法に反することなど決して行わないと、告白しているのです。
二つ目はもっと大事です。
神に対して熱心な者ですとの告白。
神を愛し、神を礼拝し、神のことばに従っている者ですとの言うのです。
それも熱心だと。
さらに、あなた方も同じ熱心な人ならば分かるはずですと、訴えかけています。
正しい弁明、素晴らしい証しです。
私たちも訴えられることはないにしても「私は神を熱心に愛して、信じています」と、堂々と大胆に告白できるものでいたい。
隠したり、隠れたり、恥ずかしがったりしないで,証ししたい。
シャローム