「朝ごとに、立って主をほめたたえ、賛美し、夕べにも同様にすること、」 歴代誌 第一 23章30節
レビ人の子孫である人々の働きについて、ダビデは細かく命じています。
ダビデが亡くなった後も、その子ソロモンに仕え、何よりも正しく主の神殿において主に仕えるために命じたのです。
大祭司のアロンの跡を継ぐ大祭司を補佐し、支えるためにダビデはあらゆることに配慮して命じています。
それはまた、あら野の旅の途上とは違って、神殿が完成した時の正しい礼拝のささげ方を教えるものです。
しかし、一番大切なことはここ30節にあります。
主を信じ、主を愛して、主を心から賛美することです。
朝には、立って主をほめたたえます。
夕べにも、同じようにほめたたえて、賛美するのです。
ダビデは賛美するように命じるのです。
そのために聖歌隊も楽器を奏でる者も備えました。
賛美のない信仰生活は成り立たないのです。
賛美のない信仰は、信仰とは呼べないのです。それがどれほど素晴らしい儀式であったとしてもです。
いえ、そんな言い方をする必要もないでしょう。
誰よりも率先して主を賛美して歌い、踊ることを喜んだダビデなのです。
ダビデにとって賛美は生活と一体であり、信仰と一体だったはずです。
私たちもダビデの賛美する姿に倣いたい。
シャローム