「主に感謝せよ。主はまことにいつくしみ深い。その恵みはとこしえまで。」 詩篇 118篇29節
118篇は、主の恵みについて歌います。
詩の途中でも詩人は「感謝します」と歌い、また「救ってください」と歌います。
苦しくて救ってくださいと叫んでいるのとは違うのです。
主が、詩人を必ず救ってくださることを確信した上で、賛美の心とともに救ってくださいと声を上げるのです。
詩人は、これまでも主の救いを経験してきたのです。
守られていることを知っています。
そして、詩人は主が、心変わりをすることはなく、詩人を守り、救ってくださる方であることを信じて、委ねています。
恵みが変わることなく、詩人に届くことを知っていますけれど、その恵みとは、具体的に何かが与えられる、何かの助けが直接あるのだという、ことで終わりません。
主が、詩人の神であり、いつもともにいてくださるまことの方であることが、恵みそのものなのです。
そのことを知っている詩人は、この118篇で歌います。
1節と29節は同じ賛美の言葉です。
このことこそ、詩人が強く訴えることです。
「主に感謝せよ。主はまことにいつくしみ深い。その恵みはとこしえまで。」
このことばで詩がはさまれています。このことばの通りに詩人の人生は主によって覆われているのです。
シャローム
