「「キリスト・イエスは罪人を救うために世に来られた」ということばは真実であり、そのまま受け入れるに値するものです。私はその罪人のかしらです。」テモテへの手紙　第１　１章１５節　(2017新改訳)

パウロが信仰による､真のわが子と呼ぶ、テモテに書き送った手紙です。
テモテへの愛と励ましに溢れています。
それはそのままキリスト・イエスの私たちへの愛が溢れていることを教えてくれるものです。

私を救うため､私の罪を赦すためにイエス様は､人となって地上に生まれ、しかも私の罪の身代わりとなって死ぬために来てくださったのです。
パウロはそれを誰よりも深く信じ､味わい続けている人です。
それなのでパウロは､自分こそが罪人の代表者であるかしらだと､告白するのです。

このように罪を告白できるのは､救いの恵みを十二分に味わっていて､疑うことも迷うこともないからです。
主のこのことばを、そのまま受け入れることが恵みであると､パウロは告白します。
もし、私たちがパウロと同じように告白できないとするならば、私たちはキリスト・イエスのことばを疑うのではなく､自分の罪を認めることができないということです。

もし､誰か〔友人､知人の）より自分の方が正しい人だと､言いたいのであれば、パウロのように告白することができないばかりか､イエス様の救いの恵みをそのまま受け取り､味わうことができないと言うことです。
罪人のからしであると､認め､告白できる人は､誰よりもイエス様の救いの恵みを知り､味わっている人です。
シャローム