「しかし、主が、群れの世話をしていたところから私を取り、主が私にこう言われた。「行って、わたしの民イスラエルに預言せよ」と。」アモス書 7章15節

ベテルの祭司であるアマツヤは、アモスが預言をすることが気に入らないので、アモスを北イスラエルの地から追い出そうとします。
ヤロブアム王には、アモスが謀反を企てていると吹き込みます。
一方で、アモスには、王の前で預言するなと警告します。
そしてアモスには逃げるように語りますが、それはアモスを国から追い出したいのです。
王と民が、アモスの語る主のことばに従うようになると困るのでしょう。

アモスは、アマツヤの語る言葉に応えます。
アモスは、預言者の家系ではなく、預言者のグループの人でもないことを示します。
アモスは、牧者であり、いちじく桑を栽培する人でした。

しかし、主が、そのアモスを取って、預言者として語るように命じたのです。
アモスは、主のことばに従わないなどということはできないのだと、答えるのです。
ですから、アマツヤに脅されても、王に命を狙われても、主のことばを語ることは止めないのです。
預言者として召されたアモスは、人を恐れるのではなく、主を恐れます。
そして、主を愛して、主のことばに従うのです。

私たちも今日、聞くべきことばを間違えないようにしたい。

シャローム