「それは、真理を信じないで、不義を喜んでいたすべての者が、さばかれるようになるためです。」テサロニケ人への手紙 第2 2章12節 (2017新改訳)
このとき教会では、主の日(ここでは再臨の日のことを指します)が、すでに来たと語る者がいて、人々を惑わしていました。
終末の日、それはさばきの日でもあるので、その日が既に来ていると聞かされて、不安になったりする人たちがいたので、パウロは落ち着くように語ります。
私たちは、既に大切なことはすべて聞かされているのです。
焦ったり、不安になるのではなく、15節で語られるように、既に聞かされている聖書のことばにしっかりと立ち、信仰を揺るがされないように立ち続けるのです。
それは今の時代は、人々を惑わしたり、偽の教えを広めて、自分に称賛が集まるように活動する者が現れるからです。
神は、そのような存在が現れると、あらかじめ教えてくださっています。
神の真理を信じないで、自分を神とし、自分に称賛が集まることを望む者が現れて活動することを、神は忍耐しておられます。
私たちが惑わされないようにと、教えてくださっています。
このような人たちは、自分の思うままに生き、義と愛を求めず、不義を喜んでいる人たちなのです。
この人たちは、真の終末の日が訪れた時に、さばかれるのです。
神を一番としないで、自分の一番として不義を愛していたからです。
好きに振る舞って、自由なようですが、それは自ら積極的に滅びとさばきを招き入れているだけのことです。
私たちは今の時代に何故、惑わす者や悪をおこなう者がはびこるのかと、訴えたくなります。
神様何故ですかと、訴えたくなりますが。
私には必要なことばと助けは与えられていますから、そこにしっかりと立のみです。
自由に思うままに生き、多くのものを得ているように見えても、それは不義を愛し、神に逆らう生き方です。
さばきを招くだけのこと。
私たちは、イエス様に倣って、忍耐して、神のことばをしっかりと聞き従って生きていきたい。
シャローム