「天地は消え去ります。しかし、わたしのことばは決して消え去ることがありません。」 ルカの福音書 21章33節
終末が必ず訪れることを示して、その日まで心から注意して毎日を生きるように、弟子たちに注意するイエスさまです。
終末の日は、主に背き、罪を悔い改めることのない人にはさばきの時となります。
逃げることも隠れることもできないさばきの時となります。
主イエスを信じる人には、救いが完成して、神様から恵みを与えられる時になります。
その終末の日について、ここでは二つのことを比べて示します。
消え去ると消え去ることがない。
消え去るのは、なんと天地です。
一番変わらないと思われるものが消え去るのです。無くなってしまうのです。
反対に、消え去らないのはことばです。
発せられたならば、その場限りのもののように思えてしまうことばは消え去らないのです。
それも天地が消え去るその時に、ことばの方は消え去らないのです。
もちろん、ただのことばではありません。
「わたしのことば」です。
主が語られたことばのことです。
それは私たちに約束として与えられたことばです。
私たちが足をつけて生活する一番の基盤と思える地、そして地から遠く離れ、私たちの頭上遥かに存在する天。
この天と地に比較して消え去らない主のことばです。
私たちが信頼して毎日を生き、期待して将来のその日を待つことができる主のことばです。
決して消え去ることがないものを知っている、信じていることを今朝、喜びたい。
シャローム