「キリストのうちに根ざし、建てられ、教えられたとおり信仰を堅くし、あふれるばかりに感謝しなさい。」 コロサイ人への手紙 2章7節(2107訳)

水曜日です。聖書66巻から1つの書を選び、その書を紹介しながら「みことば」を味わっていきます。
66巻をゆっくり読み進めながら、聖書に記された神様の愛について味わっていきます。
今日開いたのは、コロサイ人への手紙のです。

このとき、コロサイの教会に密かに入り込んでいた異端の教えがあります。
それは霊と物質の二元論のような教えです。
霊が善であり、物質は悪と言う考えです。
地上の歩みは物質、肉体を取っているので、完全ではなく霊の存在より一段低い存在と言うふうに教えるのです。
そこから、霊的な存在である御使いの仲介を通さなければ、善なる神との交わりは持てないと言う考えになります。

もちろん間違いです。
私たちは罪をもって生まれました。神から離れた存在でした。
しかしそんな私の罪を完全に赦し、神の子どもとしてくださったのがイエス様です。
イエス様の十字架の犠牲は、私が神様と直接交わりを持つことができるようにしてくださったのです。

ここに「キリストのうちに根ざし」と、あります。
キリスト・イエスとの深い霊的な交わりを持ってと言う意味です。

祈り、感謝の心で、主イエスを見上げて、夕に朝に祈ります。
そのとき、私はキリストのからだである教会の大切一つの器官として建て上げられていきます。
この身体を持って生きる地上の人生に、私にだけ与えられた使命があり、喜びがあります。
なにも劣ってなどいないのです。
キリストが召し、キリストが遣わしてくださっています。
その場所で祈るべきことがあります。たくさんあります。
喜び、感謝、互いに祈り合う時、信仰がより確かになっていきます。

いつの時代にも、一見素晴らしく見える異端や新しい教えがあります。しかし聖書のみことばにしっかり立って祈っていくとき、見分けることができます。
キリストに根ざして。
シャローム