「この山の上で、 万民の上をおおうベールを、 万国の上にかぶさる覆いを取り除き、」」イザヤ書 25章7節

神のさばきについて、語り、また賛美する25章です。
初めの1節に「不思議なご計画」とあります。
計画とはさばきのことを示しているはずです。それが不思議なとは、どういうことでしょうか。
神さまのさばきには、さばきとともに救いのご計画もそこには同時に備えられていると言うことです。
それが人の目には不思議なご計画と映るのです。
しかし、それこそが神さまのあわれみの現れなのです。
完全な義の方であり、罪をそのままにすることはできません。しかし同時に完全な愛の方でもあるので、、さばきの中にも救いを備えてくださっているのです。
いい加減なさばきなのではありません。さばきの中でも主のあわれみによって残される者がいるのです。

そして、この方は罪の中に沈み、さばきの中を通る者たちの悲しみを取り除き、涙を拭ってくださるのです。
ここでいうベールとは、悲しみを現してかぶる物です。
万民の上に、万国の上に悲しみが溢れる時、主が、その悲しみを取り除いてくださるのです。

主のさばきを受け止め、罪を心から悔い改める者には、主が救いを与え、悲しみを取り除いてくださるのです。
私たちは、さばきを恐れるのではなく、さばきの時にさえ、赦しと救いを与えようとご計画をしてくださる主に従い通すことを覚えたい。
シャローム