「「戯言を言うな」と彼らは戯言を言う。「そんな戯言を言ってはならない。辱めを受けることはない。」」ミカ書 2章6節

不法を謀り、悪を行う者へ主のさばきがあることをミカが語ります。
しかし、悪を行う者は、ミカの語る預言のことば、主のさばきに対して「戯言、たわごと」だといってあざけるのです。
辱めを受けることはないとは、主のさばきを受けることはないという意味です。これも戯言そのものです。
しかし、そうではありません。
悪を行う者が口にした言葉の通りに、主はその者たちをさばかれます。

主が悪をいつまでも我慢をしてそのままに放置をすることはありません。
主はさばくことができないのではなく、悔い改める機会を与えて待っていてくださるのです。
主の忍耐と寛容の期間を過ぎれば、主は徹底的に悪を暴き、さばきを与えます。
それは公正なさばきであり、正しい者にとっては益となるさばきです。

私たちは、主のされることに対して、戯言を口にしてしまったり、主を侮るようなことをしてはいないでしょうか。
さばきを行うことができる方は、恵みを与えることができる方であり、そのさばきの日を定めておられrます。
私の口に上る言葉は、戯言か、賛美か、期待か、信頼でしょうか。
日々、口にする言葉が私を作り、私の先の日を決めていきます。

シャローム