「「イスラエルの子らに命じて彼らに言え。 あなたがたは、わたしのための食物、わたしへのささげ物を、わたしへの食物のささげ物、芳ばしい香りとして、定められた時に確実にわたしに献げなければならない。」 民数記 28章2節

主への献げ物に関する命令が語られます。
強く命じられています。
二つのことを教えられました。

1つ。
「芳ばしい香り」と言う表現に象徴的に、それは示されています。
イスラエルの子らが献げたものを、主が、天においてその香りを嗅いでくださることを現します。
それも良い香りとして受け取ってくださるのです。
それは、主が確かに存在されて、献げ物を受け取ってくださっていることを示します。
真の神、主は、いつもイスラエルの子らとともにいてくださる方なのです。

2つ目。
ここ2節から、献げ物の規定は、細かく命じられます。
毎日。安息日。月の第一日目。第一の月の15日から7日間。初穂の日。第7月の1日、10日、15日から22日まで。
主への献げ物、礼拝で始まり、礼拝で覆われるのです。
イスラエル子らは、いつも主を覚え、主を礼拝して生きるのです。
主から離れて生活すること、生きることはないのです。
それは確実に、心を尽くしてしなければいけないのです。

主は、私たちとともにいてくださいます。
私たちは、いつも主のことを覚えて、心と献げ物をすることでそれを現します。
主と豊かで深い関係がいつもあることを忘れないために、確実にそれをします。

新約聖書の時代に生きる私たちは、いけにえを屠ったり、穀物を焼いて煙にしたりはしません。
しかし、いつも主のことを覚え愛します。私が主に覚えられていますから。
朝に夕に、日曜日の礼拝で、クリスマス、イースター、ペンテコステで、いつも心から信じて祈ることからそれを覚えて行動し続るのです。

シャローム